待っていてくれたイモ夫妻に手をふる。
夫妻のバイクに3人乗りして、ビューンっと家路をゆく。
少し入り組んだ小道の先に、イモ夫妻のお家はあった。
早速料理にとりかかる奥様21歳。
「料理がすごくうまいから結婚したんだ♪・・なんてね」と言いながら、イモくん25歳は日本語の勉強ノートを見せてくれた。

おぉー。
すごい、すごい。きちんと勉強してるのねー!
・・ん?
「課長は部下の書類に判子を押した」
・・・・・・・コレ、いつ使うんだろう?
っていうか課長って(笑)
もろ日本社会の言葉じゃん!!
なんか、もっと他に覚えるべき文章ありそうだけどなぁ。
ま、いっか☆
イモは、2年後に日本に行きたいという。
そのためには、インド政府公認の留学試験に受からないといけない。
「インドはまだ日本人にとっては旅をしにくい国だ。
慣習も違うし、インド国内で日本人がチケットをとったりツアーを組んだりするのは難しい。
それにインドは広いから、南と北ではいろいろなことが違う。
だから、僕はそういうことを一手に引き受けるツアー会社を作りたい。
この留学試験は、各州から代表が一名ずつ選ばれて皆で日本にいく。
だから、日本の慣習ももちろん勉強できるし、自分の出身ではない州の慣習も勉強できる。
お互いにディスカッションができるんだ。
だから僕はどうしてもその試験に受からなければならない。
エローラ代表にならなければならない。」
イモは熱く夢を語ってくれた。
すごいな・・。
世界には、いるね。
熱い想いを持った若者が沢山。
イモ、がんばってよ!
受かってよ。
そして日本で一緒にお寿司でも食べようよ!!
奥さまのチキンカレーは激うまだった。
間違いなくインドで食べた中で一番!
これはイモも結婚しちゃうわ。
楽しかった。すっごく楽しかった。
あたしにとっての旅は、やっぱ「人との触れ合い」だ。
エローラ遺跡も良かったけど、今日の1番は断とつでイモファミリーだわ!
旅人とももちろん話したいけど、もっともっと現地の人と触れ合いたいな。
もっと、現地のことが知りたい。
帰りのバスに揺られながら、あたしはそう想った。
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