2010年1月17日日曜日

Playboyクリムトに夢中☆

翌日、クリムト作品を見るためヴェルヴェデーレ宮殿上宮へ。
(上宮と下宮があり、両方美術館となっているようですが場所が離れているのでお気をつけを☆)




1階から順に見ていく。



ゴッホの自殺1週間前の作品。


モネ、マネの作品。






有名な画家の名前が並ぶ中、あたしの頭は既にクリムトでいっぱいだった。








ドキ







ドキドキ












どきどきどき







その部屋へ足を踏み入れた。








うわー・・・・



部屋中にクリムトの作品が並んでいる。

中央にはクリムト作品の中で最も有名かもしれない「kiss」が。


吸い寄せられるように「kiss」の前にいく。







そのあまりの綺麗さに、しばらく茫然とする。



初めてクリムトを知った時、あたしは彼の描く女性に恋をした。

彼の描く女性は、美しくて柔らかくて儚くて優しくて切なくて・・・

見ていると胸がキュッとなる。




彼の絵は、特に女性を描いた絵は、色づかいも模様もデザインも全体的な絵の雰囲気もとてもオシャレで現代的な印象を受ける。

とても100以上前に描かれたとは思えない。



「先見の明」とはこういうことなのか?




クリムトの他の作品にも目を向けてみる。




当時多くの画家のモデルをしていた「娼婦」を題材にした作品。

半目を開けた美しい女性が、男性の生首を片手に持ちながらこちらを見ている。

近づいたらもう二度と離れられないような、あふれ出る色気が絵を飛び出して伝わってくる。





クリムトが別荘で描いた風景画も4点あった。

その頃既に人気だった彼は、注文以外の作品を書くことは珍しかったらしい。

別荘にこもって自分の好きなように描いたその風景がは彼にとっては息抜きだったんだろうな。

そう思って見ると、なんとなく伸び伸びとした遊び心みたいなものが伝わってくる気がした。






彼の作品には「対比」が多い気がする。

「女性と骸骨」とか「美しい女性達と醜いクマ」とか「若い女性と歳を経た女性」とか「美しい女性と妊婦」とか。


その一つ一つのテーマはよくわからないけど、その「陰」と「陽」の中に「生」と「死」を感じた。





普段はあまりオーディオガイドを聞かないあたしだけど、彼に対する理解を深めたくて熱心に聞いた。

ガイド曰く、彼はプレイボーイとして名を馳せていたらしい。






まぁ、そうだろう。

これだけ女性の美を表現できる人が「女嫌い」なわけがない。





そう思って他の画家の作品も見てみると、女性を題材にしてる作品ってすごく多いですよね。




例えば、ルノワール。

彼の作品の女性ももれなく皆美しい。

女性の柔らかい温かさを見事に表現している。




彼も間違いなく「女好き」なはず!



と思って解説を聴いていると


「ルノワールは言った。女性がこの世に居なかったら、はたして僕は絵を描いただろうか」




おぉー!!やっぱりね♪



クリムト以外で気になったのはシーレという画家。

彼の作品は絵のタッチが本当に特徴的で・・・・どう表現したらいいのかわからないなぁ。



とにかく、訴えかけてくるものがありました。


そんな大きくもない美術館に3時間もいてしまった。

しかも今日はなぜか13時に閉まるという。



只今・・・・12時50分。







ひえー!!急がなきゃ!

美術館で絵を見るのも好きだけど、その後にミュージアムショップに行くのも同じくらい好きなあたしは


クリムトのポストカードを買うために走った。








おぉ~~~(><)!!!

あるあるあるっ!!超品揃えいいんですけど!!

何これ?見たことないのがいっぱい並んでるー!



きゃー♪

テンションあがりまくりで選ぶあたし。

ポストカードは1枚1~1.5€。

バッパー的には厳選して買わないと痛い出費になる。


考えに考えた末選んだ10枚を胸にレジに並ぶ。


・・・と横にクリムトの本があるではないか。



パラパラ。 ページをめくる。





・・・・欲しい。


クリムト作品が超充実している、あり得ないくらいの重さ&びっくりする値段の本。

ま、それはさすがに我慢するとして、小さな本でも買ってこうかな。


そう思ってレジ横で吟味していると、係りの人が来た。




「もう閉めるから早くして」




・・・ハイ、すみません。

結局美術館を一番最後にでたお客はあたしになってしまった。
でも、無事本とカードをゲット♪

ほくほくしながら次の宮殿へ急いだ。


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